Q
不動産取得税や固定資産税の金額がわかる書類を失くしてしまいました。
なにか、確認できる方法はありませんか?
A
それぞれの税金の納税証明書を発行してもらう方法があります。
本人取得or委任取得、窓口取得or郵送取得、それぞれ対応しているので、今のうちに書類を揃えておきましょう。
以下、説明となります。
1 納税証明書とは?
特定の税金について、滞納がないことを証明する書類です。
マイホーム購入など、融資の審査の際に取得しているのは“所得税”の納税証明書ですが、固定資産税や不動産取得税にも同様の証明書があります。
2 どこに行けばよいの?管轄は?
物件所在地ごとに決められている都道府県税事務所又は市役所 です。
エリアにより異なり
・東京都23区内の物件:都税事務所であれば、どこでも取れます。
例)池袋のアパートであれば、管轄は豊島都税事務所ですが、新宿都税事務所でも取得可能です。
・東京都23区外の物件:各物件所在地の市役所
例)立川市の物件は立川市役所
・横浜市〇○区:各物件所在地の区役所
自治体により不動産取得税と固定資産税で管轄が違うケースもあるようです。
予め自治体に問い合わせの電話をしたほうが確実です。
3 申請方法
本人取得or委任取得、窓口取得or郵送取得、それぞれ対応しています。
・納税証明書の発行申請書
・委任状
・郵送の場合には定額小為替等の手数料支払のための書類
・郵送の場合には切手貼付け済みの返信用封筒
*自治体でフォーマットは統一されていないので、「固定資産税 納税証明書 ○○市」といった形で検索頂いたほうが間違いがないですね。
例として、23区内(都税事務所)のURLを貼っておきます。
http://www.tax.metro.tokyo.jp/scene/index01.html
4 手数料はかかりますか?
自治体により異なりますが、1通(1内容)につき300~400円かかります。
窓口では現金払いで大丈夫ですが、郵送の際は定額小為替を同封します。