週刊実話~確定申告で事故りがちなアレコレと対策①~

Pocket

今回は1つ1つは小さめなので、Q&A方式で始めます。

確定申告で個人の方が自分でやるとウッカリしがちなミスと対策です。

Q0.確定申告書類の取寄場所と画像イメージ

概ねの書類は国税庁のHPより印刷できます。

1)確定申告書

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/01.htm

2)振替納税申請書

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100020.htm

3)青色申告承認申請書

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm

Q1.マイナンバーがわからない(書いてある書類を失くした!)

    書いていないと提出したことにならないの?

A1.結論としては無問題です(チョナンカン)

マイナンバーの記載なしで提出すると後日問い合わせが来ることもあるようですが、申告書の提出そのものは完了していると考えて問題ないです。

ちなみに、マイナンバー(IC)カードを作っておらず、マイナンバー通知書も紛失してしまった方、結構いるみたいです。

この場合には、住民票をマイナンバー付で発行してもらうというのが代替手段としては一番楽だと思いますよ。

Q2.赤字なので税金還付なのにいつまでも振り込まれない、、、どうして?

A2.もしかして、、、振込先が書いていないのでは??

赤字の場合には返してもらわないといけません。

還付金サギとかあって警戒する気もわかりますが、、、振込先がわからないと税務署も返せないんですよ・・・・!

一応、税務署から振込先を教えてと、後日電話があったりもしますが、確定申告時期は向こうも忙しいので連絡自体が結構遅めです。

申告書に電話番号書かなかったりすれば尚のこと。

というわけで、所定の箇所への記載を忘れずに!!!

Q3.黒字の申告になったから納税しなきゃ、、、。納税のやり方について詳しく教えて

A3.基本は金融機関の窓口での支払いになります。

確定申告での納税は、確定申告の期限(3月15日)までに金融機関の窓口で支払うことになります。

銀行・郵便局どちらでも良いのですし、ご自宅最寄りである必要もないのですが、専用の支払用紙が必要です。

毎年確定申告されている方であれば、時期が来れば税務署から書類一式が届きますが、開業の届け出をしておらず、かつ、確定申告が初めてだと税務署に取りに行かなければいけません。

どこの税務署でもOKですが、遠隔地の納付書だと、依頼してから印刷するので多少待たされます。

複写式なので書き間違いに備えて気持ち多めにもらった方が良いと思いますよ!

また、確定申告時期は納付書をもらうことすら込み合うので、早めに取りに行ってください。

Q4.いや、金融機関とか行けないし。他に楽な納税ないんですか?

A4.色々ありますが、1つの無難な方法としては口座振替でしょうか。

振替納税申請書を確定申告期限までに出しておくと、所定の口座から引き落とししてもらえます。

メリットと注意点を羅列しておきます。

メリット)引き落としのタイミングが4月中旬なので、期限ギリギリに確定申告書が完成して、納税の準備ができていない夜でも安心

注意点) ① 口座残高がなければ納税できていないことになりますが、その連絡は意外と遅め(利息は当然かかる)

② 所得税と消費税までは1枚の書類でまとめて申請できますが、地方税(住民税や固定資産税)は別途手続きが必要です。

③ 期限を過ぎてからの確定申告(期限後申告)の場合には、口座引き落としはできません。

④ お引越しをして、管轄の税務署が変わった場合には、こちらの申請書は出し直しになります。

同一区内でも管轄が変わることがあるので確認は忘れずに。

⑤ 申請書の捺印は、引き落とし口座の銀行印ですので、誰かに頼んで出してもらうことは難しいです。

・・・Qは他にもありますが、記事が長くなりそうなので、今回はこの辺にしたいと思います。

ではでは~

Comments

comments

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加