ビットコインから振り返る投資に対する課税方法の違い

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完全に周回遅れで書きますが、ビットコインに対する税金の取り扱いが公表されましたね。
タックスアンサーって、法律とは言い難い方法で告知するのがタチ悪いですが・・・。
 
仮想通貨に関する所得税の計算方法等について
 
ビットコインに限定したお話は、知り合いの税理士さん含めたくさんの方が書いているので、
少し視点を変えて、その他の投資方法との比較をしていきたいと思います。
 

なんかわからんが(とりあえず結論を)食らえ!!

はい。

今回の記事はこれで終了です。

誰か画像の拡大の仕方教えてください。

プレビュー見る限り読めない気がする・・・。

嘘です。解説入りまーす。

所得税(住民税も含んでいますが)と呼ばれる、個人の稼ぎ(所得)に対する税金は、所得の種類によって

税金の課税方法を変えるという特徴があります(理由として公平性だの担税力だのありますが今回は割愛)

対比的にサラリー(給料)や一般事業と比べると

① 投資の稼ぎに関わらず、税率を一定にして課税方法をシンプルにしている。

② 投資で負けたとしても、他の投資や給料などと相殺して清算することができない。

③ 同じ投資の中では、3年間は赤字を持ち越しできるものが多い

という感じになっております。不動産投資だけは、一般事業よりの性質もあるため、他の稼ぎとぶつけたり

稼ぎに応じて税率が累進していく特徴も持ち合わせています。

最後に1つ言っておく。(ビットコインの)税は加速する!

で、今回出ましたタックスアンサーをそのまま受け取るとビットコインの運用は

・ 投資関係の特徴を引き継ぎ、赤字が出ても他とは相殺できないよー。

・ 今年赤字100万円で来年黒字150万円だろうが、黒字の時に黒字の金額にそのまま課税しますー。

・ 税率は、総合課税として15%から最大55%までとります。高収入のサラリーマンはしょっぱなから

運用益に55%課税されることもあるかもね。

という、いっちばん酷い課税方法を採用しやがりました。

先輩税理士がノーガードでフルボッコみたいなこと言ってましたが、本当にそのとおりです。

今は法定調書(という名の税務署へのチクり強制)が制度としてないので、どこまで補足できるやらですが

そのうちFX主婦がニュースになったように、ビットコイン主婦とかで申告漏れってニュースが出てくるのが

目に見えています。

せめて、分離課税にするのが筋ではないですかね・・・

という声なき声をあげて、今回の記事にしたいと思います。

個人的にあのマンガ大好きです。始めて読んだのがドッピオ登場あたりで驚愕した記憶。

ではでは!

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