当然ながら連投なのですが。
前回記事はこちら。結局、T〇Cにどこから情報が漏れたのか?というお話でしたね。
税理士の情報はネット公開されています。
はい、結論から申し上げました。
税理士情報検索サイト
https://www.zeirishikensaku.jp/
というサイトがありましてですね、税理士(事務所)として登録されている情報があらかた掲載されます。
昨今ニセ税理士の話なんてのも問題になっていますので、心配でしたら調べてみるのも一考かと。
税理士情報検索サイトの流れ
1 トップページへ
まずはトップページです。検索方法は名前・所在地がポピュラーでしょうか?
今回は名前・所在地検索の場合の流れを書いておきます。
2 検索ワードの入力へ
次に検索ワードの入力画面です。
いくつか検索方法が選べますが、基本的には完全一致を要求されるので、事務所所在地は案外難しいです(ビル名や号室まで登録しているかがケースバイケース)
また、田中太郎さんが田中会計事務所と名刺に書いていても、税理士会の登録では必ず「氏名」+「税理士事務所」で登録されているので「田中太郎税理士事務所」が正解となる点ご注意ください。
あと、渡辺さんは”辺””邊”などが本当はどれなのかわからないので高難度です。
ちなみに、Enterボタンでは進みません。あくまで検索ボタンをクリックです。この辺り流石ですね、、、。
3 検索候補リストへ
検索結果のリストです。氏名検索では同姓同名でもいない限り一人ですが、税理士事務所名ですと、
登録されている職員全員が載ってくるので、選ぶ余地ありです。税理士法人ですと20名とか出てくるケースもありますし。
詳細ボタンをクリック!
4 これが答えだ
という訳で、掲載される情報がこんな感じです。
取り扱い業務など、もう少し書けることもありますが、個人的にびっくりしたのは電話番号!
私はひとり税理士なので、事務所の固定電話など引かず、携帯電話で諸々の手続きをしているのですが、普通に
携帯電話が載っています。自宅兼事務所ですと、自宅も公開処刑ということですね。
正直、ニセ税理士じゃないかどうかの確認するだけなら、そこまで載せないで良くない?と思う(というか、入会時に聞くもんじゃないの、普通?)わけなのですが、T〇Cの営業電話は、要するにココから連絡先を持ってきていたということなのです。
5 プライバシーの侵害じゃあ、削除依頼じゃあ!
というわけで、さすがに電話番号は消したいよな~、と思い色々調べていると
トップページに
【任意公開情報の登録・変更】とあるじゃないですか!
公開がデフォルトなのは気に入らないですが、これでやれやれと思いクリックすると・・・。
電子申告に使うICカードが必要なんですと。まるで有料サイトの退会ページみたいですね。
もちろん、セキュリティ対策(勝手に改ざん防止)という意味で理解できるところもありますが、
いまだに郵送申告をしているような、IT苦手な税理士さんは、結構キツイんじゃないかなーと思う次第。
6 さぁみんなもエゴサーチ!そして不要情報の非公開化を!
とりあえず、私はまだ設定を直していないのですが(新しいICカードの交付待ち・・・)
ひとり税理士のリーダー(そのまま先導者のニュアンスで)は電話番号を掲載していなかったので、電話番号は
”任意”公開情報として消せる模様です。
自宅兼事務所の所在地は厳しいだろうな~、検索方法に所在地があるわけだし。
開業された皆様も一度確認しておいた方が良いですよ、何書いてあるかわかったもんじゃないので。
逆に、怪しげなセミナーでお会いした税理士は、このサイトでニセ税理士かチェックできますので(多少のタイムラグはあるようですが)
で、対税理士の営業マンの方々・・・、お願いですから使わないでください。
この記事のせいで営業電話や訪問が激増しても当方は責任とれません。
・・・と、今日書きたいのはそんなところです。
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編集後記
連投となった2記事、併せて2時間といったところでしょうか?
本当は、1週間分まとめて投稿したろかとも思いましたが、ブログ習慣化の
趣旨からも逸脱するのでやめておきます。本当かな?
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コメント
文体がおもしろいです。(笑)
読ませますね〜(^_^)
これからも楽しみにしてます!